「世田谷一家殺害事件」まもなく23年 “遺族の思い”題材に朗読劇
東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件からまもなく23年になるのを前に、遺族の思いを題材にした朗読劇が上演されました。
2000年12月30日、世田谷区上祖師谷で宮沢みきおさん一家4人が殺害された事件は、未解決のまま発生からまもなく23年を迎えます。
16日、現場近くでは、みきおさんの母・節子さんや地元住民などが集まり、遺族の思いを題材にした朗読劇が上演されました。元成城警察署長の土田猛さんら有志が企画したもので、事件の風化防止やDNA捜査の法制化へのメッセージが描かれていました。
この事件では、犯人検挙につながる有力な情報に最大2000万円の懸賞金が支払われることになっていて、母の節子さんは「私が生きているうちにとにかく真相を知りたい」とコメントしています。