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伊達市産の玄米から規制値超のセシウム検出

2011年11月28日 23:58
伊達市産の玄米から規制値超のセシウム検出

 福島県は28日、伊達市の小国地区と月舘地区で生産された玄米から、国の暫定規制値(一キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。

 これは特定避難勧奨地点など比較的放射線量が高い地区で、県が行った緊急調査でわかったもの。基準を超えたのは3戸の農家の玄米で、一キロ当たり最高1050ベクレルが検出されたという。この玄米のうち、小国地区の農家の約9キロが直売所で一般消費者に販売されていて、県が確認を進めている。

 県は小国地区と月舘地区のコメの出荷を自粛するよう求めた。