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“全身が真っ白なシャチ”知床半島・沖合に 2年前にも2頭撮影

2023年5月15日 22:17
“全身が真っ白なシャチ”知床半島・沖合に 2年前にも2頭撮影

今月13日、世界自然遺産に登録されている知床半島の沖合で、白いシャチが目撃されました。海面から姿を現した“全身が真っ白なシャチ”が、おなじみの白黒のシャチとともに泳いでいるところをクルーズ船のスタッフが撮影しました。

撮影した船の運航会社「知床ネイチャークルーズ」によると、白いシャチは体長約7メートル前後とみられ、その後、東の方へ移動したといいます。白いシャチは、同じ日に別の観光船でも目撃されていました。

この周辺では、約2年前の2021年7月にも、白いシャチ2頭が一緒に泳いでいる様子が確認されていました。今回、現れた白いシャチは、2年前と同じシャチなのでしょうか。

東京海洋大学名誉教授・日本鯨類研究所顧問 加藤秀弘さん
「珍しいですよね、普通は全身白ってことはないですので」

今回の白いシャチは、大きさからみてオスと推定。年齢は少なくとも50歳近く、高齢だということです。2年前に現れた白いシャチと同一の可能性もありますが、詳しく調べないと分からないということです。

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