今月23日に開業する、西九州新幹線の報道陣向けの試乗会が行われました。

佐賀県武雄市のJR武雄温泉駅では10日、特急「リレーかもめ」で到着した国内外のメディア、およそ140人が同じホームに待機中の新幹線「かもめ」に乗り継ぐ「対面乗り換え」を行いました。

白を基調に赤のラインや黒い縁取りをあしらった「かもめ」の車両は、豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治さんがデザインしています。指定席の1号車から3号車の座席は、車両ごとに色やデザインが異なっています。

武雄温泉駅を出発した「かもめ」は嬉野温泉駅、新大村駅、諫早駅に一時停車しながら、およそ30分で長崎駅に到着します。指定席の各座席には電源プラグが用意され、トイレにはオムツの交換台なども設置されています。

西九州新幹線は今月23日、開業します。