30日（月）の朝は北日本で強烈な冷え込みとなり、北海道の幌加内町朱鞠内では午前7時すぎに、-32.6℃と、この冬全国でもっとも低い気温を記録しました。

■朝は北日本で強烈な冷え込みに

30日（月）の朝は、北日本の上空に強い寒気が流れ込んでいるうえ、放射冷却が効いたため、各地で強烈な冷え込みとなりました。北海道の幌加内町朱鞠内では午前7時すぎに-32.6℃まで気温が下がり、この冬全国で最も低い気温を記録（※富士山を除く）したほか、占冠で-31.9℃、富良野で-31.8℃、幌加内で-31.4℃、旭川市江丹別で-31.3℃など、所々で-30℃を下回りました。

その他でも、旭川で-24.1℃と、この冬初めて-20℃を下回ったほか、札幌や釧路、帯広、岩手県の盛岡などでもこの冬一番の冷え込みとなり、北日本を中心に全国の171地点でこの冬もっとも低い気温を記録しました。

関東でも各地で真冬の寒さとなっていて、東京都心の最低気温は-0.7℃と、2日連続で氷点下の朝となりました。

■北日本では日中も凍える寒さに

30日の天気と予想最高気温

日中の気温は前日よりも高くなる所が多そうですが、それでも厳しい寒さが続きそうです。北海道は広く最高気温が0℃に届かない真冬日予想で、日中も凍えるような寒さが続くでしょう。東北から北陸も0℃から5℃程度、近畿や中国でも10℃に届かない所が多そうです。

関東は10℃前後の予想となっていて、日中は日差しの暖かさも感じられそうですが、夕方以降は次第に北寄りの風が強まり、気温以上に寒くなりそうです。