栃木県で猛烈な雨つづく 「記録的短時間大雨情報」を連続発表
栃木県で、猛烈な雨が降り続いています。気象庁は災害が起きる恐れが高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を再び発表し、厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、関東北部では、大気の状態が非常に不安定になっていて、栃木県の宇都宮市付近、さくら市付近では午後3時半までの1時間に約110ミリの災害が起きてしまうほどの猛烈な雨が降り続いています。
気象庁は、数年に一度の大雨になり、大雨災害が起きる恐れが高まっているとして、「記録的短時間大雨情報」を連続して発表し、土砂災害や川の氾濫、低い土地への浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
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この情報は、もはや大雨の「予想」や「予報」ではありません。災害が発生するほどの猛烈な雨が、実際に降っているという情報です。
すでに大雨警戒レベル4の避難指示が出ていたら、災害が起きる前に今すぐ避難しましょう。
たとえ、まだ避難情報が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、避難をためらわないでください。
もし安全な場所まで避難する時間がなかったり、すでに外に避難することが危険だと感じたりした場合には、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の2階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて、身を守る行動を取ってください。
【川の氾濫・決壊】
もうすでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階、場合によっては屋根の上に避難することも命を守る方法の1つです。
【土砂災害】
もしまだ自分のいる場所が被害を受けていなくても、土砂災害に警戒が必要なエリアの中にいると、今後、災害に巻き込まれ、命を落とす危険があります。ただちに避難してください。
もし、もう避難できない場合には、できるだけ斜面から離れた場所にいるようにしてください。また、1階より2階のほうが、土砂災害が起きた時に、助かる可能性が高くなります。