佳子さま“イチゴ色”の装いで栃木の国体閉会式に 姉・眞子さんの公務引き継ぐ
秋篠宮家の二女・佳子さまは11日、3年ぶりに行われた国体の閉会式に出席されました。姉の小室眞子さんの公務を引き継いだものもあり、この秋、ご公務への出席が増えています。佳子さまの公務の様子について、日本テレビ宮内庁担当の笛吹雅子記者に聞きました。
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11日午前、秋篠宮家の二女・佳子さまは、栃木県で3年ぶりに開催された国体の閉会式に出席されました。
開催地・栃木の名産といえば、イチゴです。佳子さまも鮮やかな赤い装いで、手拍子しながら、選手を出迎えられました。佳子さまは、総合優勝した東京都に、天皇杯と皇后杯を授与されました。
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、この秋、皇室の活動が一気に増えています。
閉会式は3年前、姉の小室眞子さんが出席しました。佳子さまは眞子さんから引き継いだ公務もあり、数多くの公務に出席されています。
日本テニス協会の名誉総裁も、引き継がれた公務です。佳子さまは9日、東京・有明コロシアムで行われたテニスの国際大会を観戦されました。
さらに、佳子さまは日本工芸会の総裁も引き継ぎ、9月には総裁として初めて「日本伝統工芸展」に臨まれました。
公務の様子について、日本テレビ宮内庁担当の笛吹雅子記者に聞きました。
宮内庁担当 笛吹雅子記者
「快活で話しやすい空気を作られていて、説明をしている人が熱心に話している様子が伝わってきます。ご自身は、全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職。手話のスピーチは流ちょうですし、デフ陸上(聴覚障害のある陸上競技)の時、佳子さまが着けられているマスクを見て、聴覚障害の方は口元が見えることが大切なんだと。今後、ご活動の幅も広がってくるのではと感じています」
女性皇族として存在感を増す佳子さま。28日からは、奈良県へのご訪問が予定されています。