【台風6号】あさって九州接近へ…平年の8月の降水量超える大雨か 気象庁と国交省が警戒呼びかけ
台風6号は8日以降、九州に接近する見通しです。西日本から東海地方にかけて平年の8月の降水量を大きく超える大雨になる恐れがあり、気象庁などが警戒を呼びかけています。
台風6号は勢力を維持しながら9日から10日にかけて、九州に接近する見通しです。
7日午後、気象庁と国交省は会見を開き、台風の周辺に発達した雨雲があるため、10日頃にかけて、九州と西日本の太平洋側、そして東海地方の広い範囲で、総雨量が平年の8月の降水量を大きく超えて大雨になるおそれがあるとして、警戒を呼びかけました。
気象庁 大気海洋部・立原秀一主任予報官
「広い範囲で長い時間、大雨が続く見通しになっています。(大雨)特別警報の発表を待つことなく、早め早めの情報で判断・対応をお願いしたい」
台風の動きが遅く影響が長引くため、気象庁は最新の気象情報を確認して、旅行などの予定がある場合には変更することも検討してほしいとしています。