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7月の豪雨災害「激甚災害」指定を閣議決定 今月16日に施行

2022年9月13日 17:23
7月の豪雨災害「激甚災害」指定を閣議決定 今月16日に施行

政府は宮城県などで大きな被害が出た7月の豪雨災害について、「激甚災害」に指定することを閣議決定しました。これにより、復旧に必要な費用に対する国の補助が引き上げられます。

「激甚災害」の指定は、災害復旧にかかる費用が一定の基準を超えた場合に適用されるもので災害復旧にかかる費用に対する国の補助率が10パーセント程度引き上げられます。

政府は13日、7月14日から20日までの記録的な大雨で被害が出た宮城県松島町と熊本県球磨村を「局地激甚災害」の対象に指定して、農地や農業施設などの復旧事業に対する国の補助率を引き上げると発表しました。

また、地域を限定しない「本激」で、土地改良区などが行う農地にたまった水を排水する事業にかかる費用の9割を国が補助することもあわせて閣議決定しました。

この激甚災害指定に関する政令は、今月16日に施行されます。