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福島に「記録的短時間大雨情報」

2023年9月8日 21:24
福島に「記録的短時間大雨情報」

福島県で猛烈な雨が降り続いています。気象庁は災害が起きる恐れが高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を連続で発表し、厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、福島県では8日午後9時現在、台風13号による湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、午後9時までの1時間に、いわき市南部付近で、およそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

気象庁は、数年に一度の記録的な大雨になり、災害が起きる恐れが高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表し、土砂災害や河川の氾濫、低い土地への浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。

この情報は、もはや大雨の「予想」や「予報」ではありません。災害が発生するほどの猛烈な雨が、実際に降っているという情報です。

すでに、大雨警戒レベル4の避難指示が出ていたら、災害が起きる前に、今すぐ避難しましょう。

たとえ、まだ避難情報が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、避難をためらわないでください。

もし、安全な場所まで避難する時間がなかったり、すでに外に避難することが危険だと感じた場合には、近くの比較的丈夫な建物や自宅の2階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて身を守る行動を取ってください。

【川の氾濫・決壊】

もう、すでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階、場合によっては屋根の上に避難することも命を守る方法の一つです。

【低地の浸水】

もう、すでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階、場合によっては屋根の上に避難することも命を守る方法の一つです。

【土砂災害】

もし、まだ自分のいる場所が被害を受けていなくても、土砂災害に警戒が必要なエリアの中にいると今後、災害に巻き込まれ、命を落とす危険があります。ただちに避難してください。

もし、もう避難できない場合には、できるだけ斜面から離れた場所にいるようにしてください。また、1階より2階のほうが、土砂災害が起きた時に助かる可能性が高くなります。