9月とは思えない猛烈な暑さ続く 14年ぶり“2日連続で猛暑日地点が100超”
12日(木)も西日本~東日本の広い範囲で晴れ、9月中旬とは思えないような猛烈な暑さが続いています。体温を上回る危険な暑さとなった所が続出し、35℃以上の猛暑日地点は11日(水)に続き、全国で100地点を超えました。
■“猛烈残暑”続く 猛暑日地点は100地点超
12日(木)も広い範囲で晴れて、9月とは思えないような猛烈な残暑が続きました。特に西日本では、体温を上回る危険な暑さとなった所が続出し、最高気温は、京都府の南丹市園部で37.8℃、大分県の日田で37.4℃、兵庫県の丹波市柏原で37.3℃まで上がりました。
また、ことし猛暑日日数の日本記録を大幅に更新している福岡県の太宰府も35.8℃まで上がり、ことし54回目の猛暑日と、さらに記録を伸ばしました。
35℃以上の猛暑日地点数は118地点と、11日(水)に続き100地点を超えています。9月に猛暑日地点数が100を超えるのは珍しく、2日続けてとなると、全国の猛暑日の統計が比較できる2010年以降で、その2010年以来、14年ぶりのことになります。
■関東でも猛暑日続出 3連休も警戒を
関東でも暑さが厳しく、35℃以上の猛暑日が続出。最高気温は、埼玉県の鳩山で36.9℃まで上がったほか、栃木県の佐野で36.6℃、東京の府中で36.0℃、さいたまで35.3℃などとなりました。東京都心でも35℃まで上がる見込みでしたが、やや雲が広がったこともあり、最高気温は34.5℃となりました。
この先、13日(金)以降も各地で猛烈な暑さが続く見込みで、東京都心では13日(金)・15日(日)と35℃と猛暑日が予想されています。週末からの3連休も危険な暑さが予想されますので、行楽の際は真夏の頃と同じような万全の熱中症対策が必要です。