箱根駅伝名物「開かずの踏切」が姿を消す
東京・大田区で21日未明、「京浜急行」蒲田駅付近の高架化工事が完了し、24か所の踏切が全て撤去された。東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で数々のドラマを生んだ名物の踏切も姿を消した。
京浜急行の六郷土手駅付近で21日未明、作業員が新しい高架に線路を敷く工事などを行った。京急本線の平和島~六郷土手と空港線の京急蒲田~大鳥居の全ての高架化が完了し、第一京浜などにあった24か所の踏切は全て撤去された。これにより、箱根駅伝で選手たちが足止めを受けるなど「開かずの踏切」と言われた踏切は姿を消した。
朝夕を中心に渋滞の緩和が見込まれる他、ダイヤの大幅な改正も行われ、都心と羽田空港のアクセスが向上する。