“業者トラブル”も…晴れ着で「二十歳の成人式」迎える 沖縄・名護市
沖縄県名護市で、去年の年末から成人式用の晴れ着業者と連絡が取れなくなるトラブルが起きていましたが、委託元の貸衣装会社が手配した晴れ着が間に合い、12日、参加者たちは無事、晴れ着で成人式を迎えることができました。
この問題は、去年の年末、名護市で晴れ着の販売やレンタルを手がける業者の行方がわからなくなり、男女およそ120人分の晴れ着が成人式に間に合うのか危ぶまれていたものです。
しかし、この業者に注文集めや集金を業務委託していた那覇市の貸衣装会社が費用を負担し、注文を受けた分の振り袖や羽織・はかまをそろえ、若者たちに提供しました。
名護市で12日に開かれた「二十歳の成人式」には、晴れ着が間に合った参加者が集い、おそろいの衣装で、大人への仲間入りを祝いました。
晴れ着が間に合った参加者
「信じてお金払っていたので、最終的に着られる形になったので感謝しかないです」
名護市の山の斜面では、12日から二十歳の若者らでつくる実行委員会が準備した「光文字」が点灯されています。