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生体腎移植でドナー死亡 病院側は報告せず

2013年5月18日 18:39
生体腎移植でドナー死亡 病院側は報告せず

 埼玉医科大学国際医療センター(埼玉県日高市)で今年1月、家族に腎臓を移植するため手術を受けた60代の男性が、肺炎を起こし、手術から約1か月後に死亡していたことがわかった。

 病院側の説明によると、手術は1月に行われ、異常はなかったものの、翌日に肺炎を起こし、手術から34日後に死亡したという。

 国際医療センターは、手術前の検査や、手術にも問題がなく医療ミスではないとして、日本移植学会に報告していなかった。

 生体腎移植で臓器提供者の死亡が明らかになったのは2例目。