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ギニア女性“マラリア”陽性 エボラも検査

2014年11月8日 0:49
ギニア女性“マラリア”陽性 エボラも検査

 厚生労働省は、ギニアから7日夕方に関西国際空港に到着したギニア国籍の女性について、発熱の症状があることから、念のため、エボラ出血熱の感染の有無について検査を行うと発表した。大阪府泉佐野市にある「りんくう総合医療センター」から読売テレビの森田圭佑記者が伝える。

 りんくう総合医療センターは、関西空港から車で約10分の距離にあり、西日本で唯一の特定感染症指定医療機関となっている。

 ギニア国籍の女性は7日午後、関空に到着した際に、検疫からの呼びかけで健康検査に応じ、38℃を超える発熱が確認された。その後、念のためエボラ出血熱の感染の有無を確認するため、こちらの病院に入ったとみられている。

 女性は迅速診断検査で、熱帯熱マラリアの陽性が確認された。エボラ出血熱については、7日夜、女性の血液が採取され、東京の施設に送られた。感染の有無を調べる見通し。

 仮に女性がエボラ出血熱検査で陽性の場合、厚労省が、近い座席にいた乗客などに連絡を取るという。

 検査結果が出るのは、8日昼過ぎになる見通し。