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笹子トンネル「完成当初から強度不足」

2013年5月28日 20:09
笹子トンネル「完成当初から強度不足」

 去年12月の中央自動車道・笹子トンネルの崩落事故で、国土交通省の調査・検討委員会は、天井板をつるアンカーボルトの接着が十分でないなど、トンネルが完成した時点で強度不足があったとする報告書の骨子をまとめた。

 また、換気や大型車が通過する際の風圧の影響が十分考慮されず、ボルトには最大で想定の約2.5倍の負荷がかかったと考えられるとし、中日本高速道路の点検や維持管理体制が不十分だったと指摘している。