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絶滅危惧種のオサガメ、網にかかる 愛知

2013年6月10日 18:39
絶滅危惧種のオサガメ、網にかかる 愛知

 10日朝、愛知県田原市で漁船の網に絶滅危惧種のオサガメがかかっているのが見つかった。

 オサガメとみられるカメが網に入っていたのは田原市の沖合で、10日朝早く、漁船が網を引き揚げようとしたところ、大型のカメが網の中に入っていたという。見つかったカメは甲羅の長さが約1.5メートルのオサガメとみられている。

 専門家によると、オサガメは絶滅が心配されている大型のウミガメで、太平洋やインド洋などの外洋に生息していて、最近は日本近海で目撃される例が増えているという。保護されたカメは10日午前、漁船で沖合に放流されたという。