アメリカのトランプ政権は３０日、インド洋から太平洋にかけての地域に新たに１２５億円規模の投資を行う計画を発表した。影響力を強める中国に対抗する狙いがあるとみられる。

ポンペオ国務長官「アメリカによる１億１３００万ドルの投資計画を発表する」

ポンペオ国務長官は演説で「自由で開かれたインド太平洋地域」が重要だと強調し、インフラやエネルギー分野などに１２５億円規模の投資を行う計画を発表した。これらの地域で影響力を強める中国に対抗する狙いがあるとみられる。

ポンペオ国務長官「アメリカはこの地域の支配を目指していないが、支配しようとする国には対抗する。大国による強制や支配が起きないよう各国を助ける」

ポンペオ長官は今週後半に東南アジア３か国を訪れ、安全保障に関しても新たな発表をする方針。