【ポイント】
・北日本中心に猛ふぶきに警戒
・被災地は大雪による家屋倒壊や交通障害に注意
・関東平野部は乾燥した晴天だが、北部山沿いで大雪も
・週後半は西日本で雨が続く
・土日は東京で雪の可能性があり注意。

【全国の天気】
日本付近は強い冬型の気圧配置で、北日本や東日本の上空には強い寒気が流れ込むでしょう。このため、北日本を中心に風が非常に強く、北陸から北の日本海側では猛ふぶきや大雪となるおそれがあります。

16日（火）の夕方までに予想される雪の量は、東北や関東北部の山沿い、新潟の多いところで80センチとなっています。能登地方も大雪のおそれがあり、積雪による家屋の倒壊や路面凍結などに注意が必要です。

関東の平野部は空気乾燥しますが、関東北部の山沿いは大雪に警戒。北日本や東日本は真冬並みの寒さで、朝は札幌で氷点下7度、長野で氷点下4度と冷え込みが強まります。

日中も気温が上がらず、札幌や青森は最高気温が0度に届かない真冬日。金沢も前日より大幅に低くなるでしょう。風も強く、非常に寒くなりそうです。

■予想降雪量（16日夕方まで）
東北北部（山沿い）、関東北部（山沿い）、新潟（山沿い）80センチ、北海道（日本海側）50センチ、能登（山地）40センチ、能登（平地）20センチ

■最大瞬間風速（16日）
北海道、東北、北陸30メートル

■波の高さ（16日）
北海道、東北、北陸5メートル

■予想最低気温（前日差）
札幌　　-7度（＋1 真冬並み）
仙台　　-2度（-4 真冬並み）
新潟　　-1度（-3 真冬並み）
輪島　　-1度（-1 真冬並み）
金沢 　　0度（-2 真冬並み）
長野　　-4度（-2 真冬並み）
東京 　　1度（-1 真冬並み）
名古屋 1度（-1 真冬並み）
大阪 4度（-3 2月下旬）
広島 3度（-3 2月下旬）
高知 3度（-2 2月中旬）
福岡 5度（-5 2月下旬）
鹿児島 4度（-4 真冬並み）
那覇 14度（±0 真冬並み）

■予想最高気温（前日差）
札幌 -4度（-3 真冬並み）
仙台 2度（-4 真冬並み）
新潟 2度（-5 真冬並み）
輪島 3度（-4 真冬並み）
金沢 3度（-7 真冬並み）
長野 0度（-2 真冬並み）
東京 7度（-4 真冬並み）
名古屋 7度（-2 真冬並み）
大阪 8度（-1 真冬並み）
広島 11度（-1 2月中旬）
高知 12度（-2 真冬並み）
福岡 12度（-1 2月中旬）
鹿児島 15度（-2 2月中旬）
那覇 20度（-2 2月中旬）

【週間予報】
16日（火）は西から冬型の気圧配置は緩むため、午後は北陸で雪のやむ所が多く、北日本も夕方には雪の降り方は弱まるでしょう。

17日（水）は広く晴れ間が出て、寒さも緩む見込みです。ただ、18日（木）以降は前線が停滞し、西日本は雨の日が続くでしょう。

20日（土）、21日（日）は西日本だけでなく、関東や東海でも雨が降るでしょう。関東は冷たい雨で、東京でも雪に変わる可能性があります。今後の情報には十分ご注意ください。