停電・倒壊…沖縄で1人死亡 35人重軽傷 台風6号
台風6号の暴風域に巻き込まれた沖縄県では、2日までに1人が死亡、少なくとも35人が重軽傷を負うなど、大きな被害が出ています。
沖縄本島北部の大宜味村では1日夜、民家の車庫が倒壊し、下敷きになった90歳の男性が心肺停止で病院へ運ばれ、その後、死亡が確認されました。
このほか、飛んできた物にあたったり、風にあおられて転倒するなどして、県内で少なくとも35人が重軽傷を負いました。
那覇市内で、店舗とみられる建物が倒壊したほか、県内各地で住宅の屋根が飛んだり、窓ガラスが割れたりする建物の被害も数多く報告されています。
また、沖縄県内では一時、最大で22万戸近くが停電しました。
県内の電力使用戸数の3分の1以上にあたる数で、復旧にはかなりの時間がかかりそうです。