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レッドキャビアも偽装表示 調理担当は認識

2013年10月24日 14:20
レッドキャビアも偽装表示 調理担当は認識

 阪急阪神ホテルズのメニュー偽装問題で、調理担当者がトビウオの卵と知りながら価格が3倍する「レッドキャビア」と表示していた事が分かった。

 この問題は、阪急阪神ホテルズが8つのホテルのレストランなどで産地がメニューと異なる食材などを提供していたもの。その後の関係者への取材で、「九条ねぎ」と「芝海老」に続き、新たに「レッドキャビア」も、調理担当者が偽装表示を認識していたことが分かった。担当者は、価格が3分の1程度のトビウオの卵と知りながら、大阪新阪急ホテルの会員制サロンで提供。「問題ないと思っていた」と話しているという。

 阪急阪神ホテルズは24日午後、社長の処分などを発表する予定だが、親会社の阪急阪神ホールディングスの角社長は取材に対し、報酬を一部返上する考えを示した。