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刺し身“50人分”ジャンボトラフグ水揚げ

2014年1月14日 22:26
刺し身“50人分”ジャンボトラフグ水揚げ

 山口県上関町の沖合で13日、重さ8.6キロもあるトラフグがとれた。14日朝に競り落としたのは、山口県周南市の日本料理店だった。

 トラフグは13日昼前、上関町祝島の沖合でとれ、体長は74センチ、重さは8.6キロ、周南市の橋本浩二さん(41)が水揚げしたもので、「これだけ大きなものは初めて。新年から縁起が良い」と話している。

 トラフグは14日朝の競りで、日本料理店・鐘楼亭の田中豊治社長が競り落とした。

 田中社長「びっくりした。巨大なフグで。小皿にして(刺し身)50人前後と思う。(新年から)気分が良い」

 鐘楼亭店の前には大きなトラフグが入った箱が置かれ、訪れた人たちが驚いた様子で眺めたり携帯電話で写真を撮ったりしていた。

 県水産研究センターでは「トラフグは元々、大型になる種類だが早いうちにとってしまうことが多い。それだけに、久しぶりの大物だと思う」とコメントしている。