伐採を前に…「吉野梅郷」の梅まつり最終日
「吉野梅郷」の名で知られる東京・青梅市にある梅の名所「梅の公園」には、梅の木が植物ウイルスに感染し、全て伐採されるのを前に、大勢の人が詰めかけた。
青梅市の「梅の公園」では30日、毎年恒例の「梅まつり」が最終日を迎えた。園内の梅は、約3年前に、植物ウイルス「プラムポックスウイルス」が見つかり、来月から現在ある1200本の木を全て伐採するという。梅の花はちょうど見ごろを迎えているが、訪れた人たちは伐採を前に感慨深げな様子だった。
千葉から来た人「毎年のように来ていたんですけど、見納めなので雨だけど来ました」
地元の住民「やっぱり残念ですよね。すごくね。たくさん写真撮りましたよ。残しておこうと思いましてね」
青梅市によると、伐採した後、改めて梅の木を植樹し直すということで、再生されるまで約3年、梅の花を楽しむことはできなくなる。