“中間貯蔵施設”建設の調査、山口・上関町に申し入れ 中国電力
中国電力は、原発から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に向けた調査を、原発建設計画を抱える山口県上関町に申し入れました。
2日午前9時前、中国電力の大瀬戸聡常務らは上関町役場を訪れました。
役場の前では「使用済核燃料おことわり」と書かれた横断幕を掲げる原発反対派住民らと一時、もみ合いとなりました。
2日、中国電力は上関町内への使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を西町長に提案。建設が可能かどうか調べるために、関西電力と共同でのボーリング調査の実施を申し入れたということです。
上関町・西哲夫町長「2月に地域振興策を考えるようにという要請をした中での回答だったので、受け取って、これから近いうちに議会にお願いして、議員皆さんのご判断を仰ぎたいと考えている」
中国電力はこの後、午後2時から会見を開く予定です。