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ザポリージャ原発“攻撃”IAEA調査団ウクライナに到着

2022年8月30日 6:31

ウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所に向かっているIAEA(=国際原子力機関)の調査団が29日、ウクライナに到着しました。

29日に撮影されたザポリージャ原発の衛星写真からは、原子炉付近の建物の屋根に穴が空いているのがわかります。

原発は連日のように攻撃を受け、27日にはロシア国防省が核燃料貯蔵施設の屋根に砲弾が命中したと発表していました。

こうした中、原発の被害状況などを調べるIAEAの調査団が29日、ウクライナに到着しました。

ウクライナ外務省の報道官によりますと、調査団は29日にキーウに到着し、数日以内に現地で調査を始める見通しだということです。

一方、アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、ザポリージャ原発周辺に「非武装地帯」を設定すべきだ、とロシア側に呼びかけました。

また、砲撃を受けた原発について「制御された稼働停止が最も安全でリスクがない選択肢だ」としています。