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ザポリージャ原発にまた砲撃 露側はウクライナの砲撃と主張

2022年8月28日 2:37

攻撃が相次いでいるウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所に対し、27日も砲撃があったとウクライナ国営の原子力企業が発表しました。ロシア側は、砲撃はウクライナが行ったと主張しています。

ウクライナ国営の原子力企業・エネルゴアトムは27日、ザポリージャ原発がロシア軍から繰り返し砲撃を受けたと発表しました。

これに対し、ロシア国防省は、ウクライナ軍があわせて17発の砲撃を行い、このうち4発が核燃料貯蔵施設の屋根に命中したと主張しています。その上で、「原発の放射線状況は正常のままだ」としています。

ザポリージャ原発をめぐっては、砲撃が相次ぐなどしていて、IAEA(=国際原子力機関)のグロッシ事務局長が自ら調査団を率いて、近く原発を訪問する考えを示しています。