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ザポリージャ原発に砲撃 ウクライナ側“職員1人死亡”と主張

2022年8月15日 15:00
ザポリージャ原発に砲撃 ウクライナ側“職員1人死亡”と主張

攻撃が相次いでいるウクライナ南東部のザポリージャ原発で14日も砲撃があり、ウクライナ側は原発の職員1人が死亡したと主張しました。

ザポリージャ原発では今月に入って攻撃が相次ぎ、ウクライナとロシア双方が相手の攻撃だと非難し続けています。

原発があるエネルホダル市の市長は、ロシア軍が14日も砲撃を行い、原発の職員1人が死亡したほか、住民にもけが人が出たと主張しました。

一方、ロシア側の当局者は「ウクライナ側が原発に砲撃した」としています。

こうした中、アメリカの政策研究機関「戦争研究所」は14日の分析で、ロシア軍がウクライナ軍の反撃に対応するため、南部へ部隊を急派したとみられると明らかにしました。

占領地域の奪還を目指すウクライナ軍は、南部ヘルソン州で攻勢を強めていて、攻防が激しくなっています。