衆院選を前に…警察本部長会議「要人襲撃を二度と起こさせない」
衆議院選挙を前に、警察庁は全国警察の本部長を集めて臨時の会議を開き要人警護の徹底などを指示しました。
警察庁・露木康浩長官
「安倍元首相銃撃事件、岸田前首相に対する爆発物使用襲撃事件に改めて思いを致し、要人等に対する襲撃事件を二度と起こさせないという強い決意の下、警護に万全を期していただきたい」
警察庁は2022年、安倍元首相の銃撃事件を受け、新たな警護要則を制定しました。今回の衆議院選挙はその後、初めて行われる大規模な国政選挙となります。
10日の会議では、警護対象者や聴衆を守るため主催者に屋内会場を優先的に選ぶよう継続的に働きかけることをあらためて呼びかけたほか、警護の現場に足りない措置がないか、原則として本部長自ら現場を確認するなど、警護を徹底するよう指示しました。
また、公平な選挙のため、選挙違反を的確に取り締まるよう指示しています。
最終更新日:2024年10月10日 20:27