都心へのアクセス向上…「相鉄・東急新横浜線」開業 新横浜駅では多くの人が初列車の出発祝う
神奈川県の県央部などから都心へのアクセスや東海道新幹線への乗り換えが便利になる「相鉄・東急新横浜線」が開業し多くの人が初列車の出発を祝いました。
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雨が降りしきる深夜の新横浜駅。
記者「午前0時半すぎの新横浜駅です。始発までまだ5時間以上ありますが続々と鉄道ファンが集まっています」
寒さの中、待つこと数時間。シャッターが開き、階段の先にあるみなさんのお目当ては――
鉄道ファン「(記念の)切符を買って一番列車に乗ることです。これはマスト!!」
鉄道ファン「気分がどんどん上がっていってます」
「相鉄・東急新横浜線」の初列車は早朝の電車とは思えない混雑ぶり。
そして――
「出発進行!」
午前5時8分。「相鉄・東急新横浜線」の初列車がついに出発しました。
「相鉄・東急新横浜線」は日吉駅から新横浜駅を経由し羽沢横浜国大駅までを結ぶおよそ10キロの路線です。
神奈川・東京・埼玉にまたがる7つの鉄道会社など14路線がつながり、乗り換え回数が減るほか、東海道新幹線へのアクセスも便利になります。
新横浜に住む人「渋谷から半蔵門まで通勤しているので、今までより早くなり便利」
中目黒に住む人「(東海道新幹線に乗るとき)菊名で乗り換え階段上ったりしていたが直通で楽になる」
また、この開業に合わせてJR東海は、新横浜始発・新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ」の運行をスタート。
国内旅行の需要が高まる中、行楽客などを見込み土曜日や月曜日を中心に運行するということです。