多治見で39.3℃!猛暑日は187地点
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25日は全国的に猛烈な暑さに見舞われ、岐阜県の多治見で今年最も暑い39.3℃、東京都心でも35.6℃と今年初の猛暑日となった。この日、最高気温が35℃以上の猛暑日となったのは全国927の観測地点のうち187地点となった。
東京・新宿区の「神楽坂まつり」の阿波踊り会場では25日午後8時頃、記者の温度計は33℃を示していた。会場には給水所が設置されていたほか、保冷剤や冷却スプレーを持参している参加者もいた。
多治見では熱中症の危険が高まったため、子供たちの川遊びのイベントが午後から中止となった。
鳥取砂丘では25日午前11時の段階で、記者の気温計が40℃を超えた。
東京・丸の内では25日午後、涼しさを求めて打ち水をするイベントが行われた。
一方で、この猛烈な暑さの影響で熱中症が相次いだ。夏の高校野球熊本大会決勝戦の応援に駆けつけていた高校生ら12人が、熱中症の疑いで緊急搬送された。また、山形県では農作業中の83歳の男性が死亡した。東京でも熱中症を訴える通報が相次ぎ、25日だけで106人(午後9時現在)が搬送された。
この厳しい暑さは土日がピークとみられているが、週明けも気温は高い傾向のため熱中症には警戒が必要。