台風11号 奄美地方、8日夜に暴風域恐れ
強い台風11号は鹿児島・奄美大島の東の海上を北上していて、9日には九州南部に接近する見通し。西日本の太平洋側ではこれから非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は最大級の警戒を呼びかけている。奄美大島の奄美市から鹿児島読売テレビの中村大輔記者が中継。
奄美市は7日昼頃から台風の強風域に入っている。県内では、8日午前3時26分に徳之島の天城町で26.2メートル、午前4時16分に奄美市笠利町で24.7メートルの最大瞬間風速を観測。8日朝の奄美市内でも、街路樹が強風にあおられ激しく揺れていた。また、台風の接近に備えて龍郷町など22世帯31人とキャンプ場の利用者40人が自主避難をしている。
奄美地方の北部は8日夜遅くに風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがあり、引き続き警戒が必要。