広島市北部を襲った大規模な土砂災害は、発生から５日目を迎え、死者の数は５０人となった。３８人が行方不明のおそれがある。災害現場から、広島テレビ・長島清隆アナウンサーが中継。

　２４日の捜索は天候に悩まされながらの活動となった。

　２４日未明からの雨で中断していた捜索は、午前１０時４０分からようやく始まった。しかし、雨のために２時間後に再び中断。その２時間後から再開されている。一刻を争う救助活動に、警察と消防、自衛隊による捜索は３５００人態勢で行われ、救助犬や重機を使っての懸命の捜索が続いている。

　２４日は安倍首相が訪れ、被害の様子などを視察する予定だったが、天候が悪いことや捜索活動などへの影響を考慮して中止された。