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環境相、中間貯蔵施設候補地の議会に説明

2014年8月26日 17:21
環境相、中間貯蔵施設候補地の議会に説明

 東京電力・福島第一原発事故に伴う除染で出た廃棄物を保管する「中間貯蔵施設」の建設について、石原環境相らが26日、候補地となっている福島県大熊町の議会に対し、説明を行った。

 石原環境相「(全ての)町民や地権者皆さま1人1人の質問に対応できるように、コールセンターを開設させていただきたい」

 政府は、福島県内の除染で出た土壌などを保管する「中間貯蔵施設」を福島県の大熊町と双葉町に建設する計画で、受け入れを求めている。政府はこれまで福島県や関係自治体に30年間で総額3010億円の交付を提示していたが、このうち850億円を大熊町と双葉町に直接交付する。また、福島県は2つの町に対し、計150億円を交付するという。

 石原環境相らはこれに先立ち、双葉町の議会に対しても説明を行った。