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広島土砂災害 現場に土石流センサー設置

2014年8月27日 1:24
広島土砂災害 現場に土石流センサー設置

 広島市で大規模な土砂災害が発生したことをうけて、土石流が起きた現場には、二次災害に備え、いち早く危険を知らせるセンサーが設置されている。

 安佐北区可部東では、土石流センサーの設置が進んでいる。危険がある箇所に置き、土石流でワイヤが切れると下流にあるサイレンが鳴る仕掛け。安佐南区の緑井と八木地区、そして安佐北区の可部東地区など全部で16か所に設置される予定。

 反面、サイレンが鳴ってから避難できるまでわずか数十秒しかないことや、天候や建物の影響でサイレンが聞こえにくくなる恐れもあるという。

 国と広島県は、危険箇所にセンサーを設置し、今週中の運用を目指している。