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中間貯蔵施設“受け入れ正式表明”福島知事

2014年9月1日 12:41
中間貯蔵施設“受け入れ正式表明”福島知事

 東京電力・福島第一原発事故に伴う除染で出た土などを保管する「中間貯蔵施設」について、福島県の佐藤知事らは1日、石原環境相らに建設の受け入れを正式に表明した。

 佐藤知事は1日午前、福島市で「建設受け入れを容認する」と述べ、建設の受け入れを正式に表明した。

 政府は、福島県内の除染で出た土などを保管する「中間貯蔵施設」を、福島県の大熊町と双葉町にまたがる約16平方キロメートルに建設する計画。これまでに福島県や関係する自治体に30年間で総額3010億円を交付することなどを決めているが、地元住民からは「説明が足りない」などの声も上がっている。

 佐藤知事らは1日午後、安倍首相と面会し、建設を受け入れる意向を伝えることにしている。