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【トランポリン】元世界女王・森ひかるが予選6位で決勝進出 10本演技通しきり五輪の雪辱果たす

2024年8月2日 20:35
【トランポリン】元世界女王・森ひかるが予選6位で決勝進出 10本演技通しきり五輪の雪辱果たす
予選の演技を行った森ひかる選手(写真:ロイター/アフロ)
◇パリオリンピック2024 トランポリン女子予選(大会8日目=日本時間2日、ベルシー・アリーナ)

日本時間2日から開幕したトランポリン競技。元世界女王で日本トランポリン界初のオリンピックメダルの期待がかかっている森ひかる選手が、決勝進出を決めました。

2回の試技のうち、良い方の得点が採用され、上位8選手が決勝に進めるトランポリン。

本会場では予選競技にむけて海外選手が次々にウォーミングアップを始めますが、森選手は姿を見せず。その後、選手入場で初めて会場に姿を見せた森選手には少し緊張した表情が見られました。

直前に演技を行ったエジプトの選手に中断があり、緊張感のある中で順番を迎えた森選手。演技順7番目の森選手は演技冒頭、パイクトリフィスバラニーアウト(屈身3回宙返り半ひねり)、タックトリフィスバラニーアウト(抱え込み3回宙返り半ひねり)と、2つの3回宙返りを決めると、その後も7つの2回宙返りを落ち着いて決めました。

東京五輪では演技が中断し予選敗退となりましたが、今大会は10本の演技を通しきり、得点は54.890をマーク。予選前半の8選手を終えて2位となりました。

その後、後半の8選手が演技を行いますが、AINのビヤレタ・バルジロフスカヤ選手、中国の胡訳乗選手、朱雪瑩選手、イギリスのブライオニー・ペイジ選手に抜かれ、1回目を終えて6位となりました。

森選手は2回目の試技、1回目と同じ演技構成で臨みますが、トランポリン上での移動が少なく、また跳躍時間点も長かったため、1回目を超える55.150をマーク。全員の演技が終わり、森選手は6位で決勝進出を決めました。

決勝の競技は、日本時間2日午後8時50分より行われます。