水辺清掃、看板設置…代々木公園“蚊”対策
先月、東京・代々木公園や付近を訪れ、デング熱に感染した人が22人に上り、東京都は、公園で蚊の発生源となる水辺の清掃を行うなど対策に追われている。
厚生労働省などによると、デング熱に感染した22人は代々木公園周辺で蚊に刺され、感染したとみられている。そのため、東京都は1日から公園内の約90か所に看板を設置し、蚊への注意を促している。また、蚊の発生を抑えるため噴水池の水抜きを行い、公園内に275か所ある排水溝から雨水や泥を取り除き掃除するなど、対策に追われた。
都では2日も引き続き排水溝を掃除する他、外国人向けに英語の看板を設置したり、ウイルスを保持した蚊がいないか調査するために蚊を取るワナをしかけたりする予定。