“看板似てる”「鳥貴族」が「鳥二郎」提訴
焼き鳥チェーン店「鳥貴族」が、看板の文字などが酷似しているとして焼き鳥店「鳥二郎」を運営する会社に損害賠償などを求める訴えを起こしていたことがわかった。
訴えを起こしたのは、関西や首都圏など全国で約400店舗を運営する「鳥貴族」。訴状などによると、京都市の外食産業会社「秀インターワン」が展開する焼き鳥店「鳥二郎」で、店名で使われる「鳥」のロゴや看板の色合い、さらに、メニューの内容や店舗の内装などが「鳥貴族」と酷似していて売り上げが減少したと主張。「秀インターワン」に対し、看板・広告の破棄や6050万円の賠償の支払いなどを求めている。
一方、「秀インターワン」側は、21日に大阪地裁で開かれた第1回口頭弁論で、「色彩の構成や文字の形状は明らかに異なっている」として争う姿勢を示している。