浅間山 看板設置し火山性地震に警戒
臨時の火山解説情報が発表された浅間山では、火山性地震が増えていることから登山口に看板を設置して注意を呼び掛けている。
長野県小諸市の標高1400メートルにある浅間山6合目の登山口。火山解説情報の発表を知らせる看板が22日、設置された。早朝から県内外の登山者が訪れ、注意書きを読んで山に入っていった。
登山者「警戒レベルが1なので大丈夫だろうと思って来ました」「市役所に聞いたら、従来通り行けますよと聞いたので」
天狗温泉浅間山荘・山崎幸浩さん「今登れる登山規制の範囲には何ら変わりがないということで、ルールを守って火山の躍動を感じてほしいと呼び掛けている」
気象庁によると、浅間山は先月下旬から山頂の火口直下のごく浅い所を震源とする火山性地震が増加している。噴火警戒レベルは引き上げず、活火山であることに留意するレベル1のままとなっている。浅間山はこれまでも火口から半径500メートル以内の立ち入りが規制されている。