浅間山 噴火警戒レベル引き上げ後初の週末
群馬と長野県境にある浅間山は噴火警戒レベルが引き上げられてから初めての週末を迎えた。登山道の一部が規制される中、13日も多くの人が登山を楽しんでいた。
浅間山では火山性地震や火山ガスが増えていることから11日、噴火警戒レベルが1から2に引き上げられ火口から半径2キロの範囲の立ち入りが禁止された。
気象庁が13日に調べたところ、放出されている火山ガスの量は依然として多いという。
一方、13日は警戒レベルが引き上げられてから初めての週末を迎えた。規制エリアが広がったため山頂までは行けないが、長野県小諸市にある登山道の入り口には多くの登山客が早朝から訪れていた。万が一に備えてヘルメットを持参している人もいた。
気象庁は引き続き、小規模な噴火の恐れがあるとして警戒を呼びかけている。