浅間山ごく小規模噴火 警戒レベル2のまま
気象庁の観測によると、火山活動が活発化している浅間山(群馬・長野県境)で16日午前9時30分頃、噴火が発生した。地震計などのデータから、噴火の規模はごく小規模で、火砕流などの発生は確認されていないという。山頂火口で発生したとみられるが、雲に覆われているため、噴煙の状況は分からないという。
これまでに、浅間山の北側約4キロにある鬼押出しで微量の灰が降ったことが確認されている。
気象庁では噴火警戒レベルは2から引き上げないとしている。
浅間山の噴火は2009年5月以来。