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気象庁「竜巻注意情報」 目撃情報を活用へ

2014年9月2日 12:26
気象庁「竜巻注意情報」 目撃情報を活用へ

 竜巻などが発生する恐れがある時に発表される「竜巻注意情報」について、気象庁は2日から、実際の目撃情報に基づいた新たな情報を発表する。

 新たな情報は、竜巻が発生する恐れがある時に発表される、これまでの竜巻注意情報に加え、気象庁の職員が実際に竜巻を目撃した際に発表されるもので、「竜巻などの激しい突風が発生したとみられる」として一層の注意を呼びかける。関東地方では、各地の消防本部に寄せられた情報も利用される。

 気象庁によると、2000年から2012年までの間に発生した竜巻のうち、約3割のケースで、竜巻の発生から6時間以内に周辺で別の竜巻が発生したということで、目撃情報を活用することで、次の竜巻への注意を呼びかけたいとしている。

 新しい運用は、2日午後1時から始まる。