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今夏の富士山登山者数 前年比2割減

2014年9月10日 19:36

 環境省は、この夏の富士山の登山者数が24万33662人だったと発表した。天候不順などの影響で昨年よりも約20%少なくなっている。

 環境省では静岡、山梨両県の4つの登山道の8合目付近に赤外線カウンターを設置して登山者数を計測している。これによると、7月1日から先月末までの登山者数は4登山道合わせて24万3662人で、31万人を超えた昨年の同じ時期と比べて21.6%少なくなった。世界文化遺産登録後、2回目の夏山シーズンだったが、2年連続の登山者減少。

 環境省では、残雪の影響で静岡側の登山道開通が遅れた事や、登山者の多い週末に天気が悪い日が多かった事などが原因とみている。

 なお、山梨県側の吉田口登山道は閉鎖時期を2週間遅らせたため、今月14日まで登山を楽しむことができる。