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青森・津軽地方ひょう調査 りんごの傷確認

2014年9月13日 21:44
青森・津軽地方ひょう調査 りんごの傷確認

 12日に青森県の津軽地方に降ったひょうの調査が13日に行われ、弘前市と大鰐町の計9つの地区でりんごの実に傷がつく被害が確認された。

 調査は被害の範囲を調べるため県と地元農協が合同で情報が寄せられたりんご園を中心に13日午前から行われた。弘前市小栗山の園地では収穫前の「ふじ」の実が裂けたり、「王林」の実が変色したりする被害が確認された。

 この一帯では12日午後2時半過ぎ、数分間にわたり直径1センチから2センチのひょうが降った。調査の結果、りんごに傷が確認されたのは弘前市南部の5つの地区と大鰐町北部の4つの地区で、局地的な範囲との見方が有力。

 弘前市・農業政策課 菅野洋課長補佐「まだひょうが降って間もないので、赤い色がついている所とかは状況がよく見えない所もあります。ある程度よく見えるようになった時点で細かく調査するか協議する」

 青森県などによると、目立った傷がなくても数日してから変色する実もあることから、詳細を把握するにはまだ時間がかかる見込み。