石川で震度6強 復旧作業続く珠洲市の住民「人手足りない」 雨で740世帯に避難指示も
石川県珠洲市で震度6強を観測した地震から4日目となりました。復旧作業が続く市内の様子を伝えてもらいます。
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はい、こちら震度6強を観測しました珠洲市正院町に来ています。昼過ぎまで雨が降っていたんですが、現在は止んでいて日が差しているような状況です。ただ、雨による土砂災害の危険性が高まっているとして、珠洲市内740世帯、1630人に避難指示が出されているという状況です。
そして撤去作業も終わっておらず、あちらにもブロック塀が倒れたままになっています。この地域、高齢の方が多く住んでいる地域ですので、特に女性なんかはこのブロック塀を1人で運ぶのがなかなか難しいということで、運ぶ前にブロック塀を粉々に崩して小さくしてから、撤去しなければいけないというような、時間も体力もかかるような作業をされているというお話でした。
皆さんお話を聞くと、口をそろえて、人手が足りていないんだというようなお話をされています。ボランティアの方がいればいいなあというお話があるので、大変重労働だなというように感じました。
そして災害廃棄物についてなんですが、ガラスくずなどは、各地のごみステーション、そして大きなごみについては、8日から珠洲市営野球場駐車場で受け入れるということです。