震度6強から4日目、土砂災害の危険で避難指示も 復旧作業が続く石川・珠洲市の様子は…
石川県珠洲市で震度6強を観測した地震から8日で4日目となりました。復旧作業が続く市内から中継です。
6日から断続的に雨が降り続いていましたが、現在は、やんでいます。ただ、珠洲市内では土砂災害の危険が高まっているとして、740世帯、1630人を対象に依然、避難指示が出されています。
被害があった住宅などにはブルーシートがかけられ、雨の中の作業が続いています。
5日の震度6強で倒壊した住宅は1階部分が完全につぶれ、立ち入り禁止のテープが張られています。周辺では建物の倒壊が数軒あるほか、多くの住宅にはひび割れが見られ、県や市が倒壊の恐れがないかを判定し、応急危険度判定の貼り紙で注意を呼びかけています。
これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあるため、珠洲市内は今後も土砂災害に警戒が必要です。