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御嶽山噴火 32人重傷、7人意識不明

2014年9月28日 0:21
御嶽山噴火 32人重傷、7人意識不明

 27日正午前、岐阜県と長野県境にある御嶽山が噴火し、32人が重傷、7人が意識不明となっている。

 気象庁によると、御嶽山は27日午前11時53分頃に噴火して、噴煙は火口から3キロ以上のところまで流れ下った。県のまとめでは、7人が行方不明のほか32人が重傷で、そのうち7人が意識不明。

 現在も長野県側の山荘や登山道に取り残された人が40人以上いるという。一方、岐阜県側でも登山者と管理人31人が山小屋で取り残されている。警察は、28日の日の出とともに御嶽山の3つの登山口から救助に向かう予定。

 長野・木曽町と長野・王滝村には避難所が3か所設けられて、現在47人が避難している。

 避難した人「雷みたいな音がして、煙が来て、灰が飛んできた。辺りも何も見えなくなって、石が降ってきた」

 搬送先の拠点となっている木曽町の木曽病院には、これまで女性8人、男性22人が運ばれている。御嶽山からの距離が離れているため搬送が遅れていて、今後さらにケガ人が運ばれてくるとみられている。