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御嶽山噴火 1000人態勢での救助活動へ

2014年10月1日 6:42

 先月27日に噴火した岐阜と長野の県境にある御嶽山は噴火発生から5日目を迎えた。山頂付近に心肺停止の登山客が取り残されるなか、1日は救助活動が行われる予定。御嶽山の頂上から南に約5キロ離れた長野県王滝村の「おんたけスキー場」からNNN取材団の浅野健太郎リポーターが中継。

 午前6時現在、御嶽山には雲がかかっており噴煙の様子は確認できない。救助活動は自衛隊・警察・そして消防の1000人態勢で行われる。1日は、午前5時ごろから消防や警察が次々と入っていった。御嶽山の救助活動は先月30日、火山性微動の振幅が大きくなったため、午後2時すぎに全ての中止が決まった。噴火から5日目の捜索では、自衛隊の55人乗り大型ヘリが3機投入される見込みで、隊員180人を山頂まで運ぶことにしている。

 気象庁によると、御嶽山は先月29日の夜から火山性微動の振幅が大きくなった。増減を繰り返して現在は、やや大きい状態が続いているという。今回の噴火で、これまで死者は12人となっている。山頂付近には心肺停止の24人が取り残された状態だ。