東京五輪人材育成へ 警察学校の学生に訓練
警視庁は2020年の東京オリンピックで、警備の中核を担う人材を育成しようと、警察学校の学生たちに現役隊員らが技術を伝える訓練を行った。
訓練は東京・府中市の警視庁警察学校で行われ、現役の隊員らが、1100人ほどの学生を前に、警備の技術を実演した。この中では妨害車両から警護対象者を守るSPの動きが実演された他、拳銃を発砲する不審者を警備犬が制圧する訓練も行われた。
6年後の東京オリンピックでは、現在、警察学校で学んでいる学生たちが警備の中核を担う。警視庁は、現役の隊員の技術を伝えることで若い世代を育成したいとしている。