東京五輪 IOCが8競技の会場見直し承認
スイスで開かれているIOC(=国際オリンピック委員会)の理事会は先ほど、2020年・東京オリンピックの8つの競技会場の見直しを承認した。
東京オリンピックではこれまでに18の競技で会場が決まっていたが、残る10の競技については、経費節減などのため、見直しが進められていた。理事会では、東京オリンピック組織委員会の森会長が8つの競技会場について報告し、全会一致で承認されたという。
レスリング・フェンシング・テコンドーの3競技は、これまでの東京ビッグサイトから幕張メッセに、セーリングは江東区の若洲から神奈川県の江ノ島に変更されることになった。組織委員会は、日本円にして約870億円の経費節減になると説明している。
一方、IOCのバッハ会長からは、議論となっている新国立競技場の建設について、「できるだけ早く解決してほしい」と懸念が示された。
また、新たに追加される種目について、「世界の若者をとりこみ、若者を大切にしているという姿勢を出してほしい」という希望が出された。